教育機関による取り組み
1.取り組みの3モデル
大学等教育機関によるDCA資格制度への取り組みは、2013年4月からスタートをしますが、基本的には以下の3モデルが構想されています。
(A)大学附属のエクステンション教育機関を用いるモデル(青山学院大学)
青山学院大学は、エクステンション機能を持つ「ヒューマン・イノベーション研究センター」が社会人教育を提供している。
これを活用してDCA資格制度専用のコースを設けることで、1年間に複数回の研修、ならびに資格申請が可能になる。
(B)大学の通常の授業科目を用いたモデル
東京工科大学には「メディア学部」、千葉商科大学には「政策情報学部」というDCA資格制度と直接対応できる学部があり、それぞれ1学年200名を越える学生が存在する。これらの大学では、既存のカリキュラムを活用するかたちでDCA資格制度の取得を組み込むことが可能であり、通常の授業科目3科目+演習(もしくはインターンシップ)で、DCA3級の取得が可能である。
(C)「副専攻」制度を活用するモデル(東北福祉大学)
東北福祉大学では、DCA 資格取得に必要な科目は総合マネジメント学部を中心に配置されている。これを学則変更や「副専攻」制度を活用して、段階的にすべての学部(一部学科を除く)学生が卒業単位として履修可能にし、それらの科目を取得した学生からの申請を大学がまとめて受け付けるモデルとして実施予定である。
以上、3モデルを柔軟に運用し、2013年4月からスタートしています。


